約40年ぶりのモンサンミッシェル。


大天使ミカエルに夢で三回「岩だらけの小島を捧げるように」と告げられたオベール司教(三回目は脳天に指を突き立てられて、頭蓋骨に穴が空いたそうです)がAD708年に礼拝堂を建築したのが始まりです。



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「海水成分を含んだ草を食べる牛とモンサンミッシェル」



AD966年にはリシャール1世ベネディクト会の修道院を島に建て、それが更に200年以上も増改築を重ね、現在のような形になりました。



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初めはカトリックの聖地として多くの巡礼者が訪れましたが、 百年戦争 で要塞となり、フランス革命時に修道院は廃止され、1863年まで国の監獄として使われました。
1865年には再び修道院として復元され、ミサが行われるようになり、現在ではフランス有数の観光地となっています(1979年世界遺産)。


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「フランボワイヤン様式の内陣」



観光客がとても多くなったと感じた以外(当時は世界遺産登録前)、ここは何も変わっていない気がしました。



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ちょっと「あれ?」と思ったのはモンサンミッシェル名物と言われるオムレツ。
子供の頃は不味いと感じたのですが、今回は案外いけると思ってしまいました。
たまたま入った店が良かったのでしょうか。それともケチャップをたっぷり付けたからでしょうか(邪道?)。


父も私もお代わりをして、母と弟の分まで頂きました!



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「ガイドさんによると、モンサンミッシェルのパワーストーンと言われている石。皆さんは何か感じますか?」